看護のスペシャリスト

資格取得でなりたい自分になる!

専門看護師になるための準備と流れ

特定の分野の技術と知識を持った人だけがなれる専門看護師を目指すには看護師、保健師といった専門職の実務経験を重ねることが基本となります。実務経験は約5年間で期間内に転職や子育てによる休職があっても通算することが可能です。そのほか、希望する認定分野でも最低3年間は実務経験を積まなくてはいけません。現場で既定の期間実務を経験した人が次に行うのは大学院への進学です。専門看護師としての資格を取得するには看護系の大学院で決められた教育課程を修了することが義務付けられています。単位が取得できる大学院は全国に100ヶ所以上存在するので住んでいる場所による有利不利はありません。ただし、学校によって入学金や授業料、専門分野など細かい点に違いがあります。
自宅から無理なく通学できる範囲に対応している大学院があるか、自分の希望する分野を学べるかなどをチェックしておくことが大切です。大学院での教育課程修了することで認定審査の受験資格を得ることができます。試験を受けられるチャンスは年に1度だけです。一次の書類審査を通過して二次の筆記試験に合格して初めて専門看護師として認定されます。大学院中は実習や勉強だけに集中することになるので原則看護師としての仕事ができません。最低でも2年以上は通わなくてはいけないため、事前に上司に相談をして休職を申し出る必要があります。万が一理解が得られない場合は退職という形を取って専門看護師になってから再び求職活動をしなくてはいけません。

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